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G-0041
建築材料の透湿性測定 (カップ法)
JIS A 1324、JIS A 9521、JIS A 9511
湿度の高い日本において、建物内の湿度維持や結露対策などは非常に重要となります。特に建物の気密性が上がっている現代において、壁や屋根などの湿気物性値は、建物を設計する上で欠かせない重要なパラメータとなっております。本測定では、湿気物性値のうち、透湿係数、透湿抵抗、透湿率を測定することができます。これらの用語は、JIS A 1324では次のように定義されています。
「透湿係数」 材料の両側の水蒸気圧差を一定に保った時に、材料を単位時間当たりに透過する水蒸気の質量 (以下、透湿量という) を材料の両表面間の単位水蒸気圧差当たり、材料単位面積当たりに換算した値
「透湿抵抗」 透湿係数の逆数
「透湿率」 単位厚さ当たりの透湿係数
JIS A 1324の規格である建築材料の透湿性測定方法(カップ法)の対応が可能です。この規格は、断熱材、内装材など、建築材料の透湿係数を試験するため透湿カップを使用する方法です。
当該規格を参照しているJIS A 9521 「建築用断熱材」の対応も可能です。その他、JIS A 9511「発泡プラスチック保温材」の対応も可能です。
試験雰囲気中の水分が試験片を透過し、カップ内の吸湿材が吸収した水分量から透湿度を算出する試験
・温度 23 ℃、相対湿度 50 %
吸湿材:塩化カルシウム (CaCl2)
試料寸法:30 cm × 30 cm 透過面積:25 cm × 25 cm 厚さ :50 mmまで 試験片数:1 ~ 3 定量下限:2 ng/(m2・s・Pa) 試験温度:23 ℃ 試験湿度:50 %RH 準拠規格:JIS A 1324
測定は、透湿カップに吸湿材を封入し、一定間隔の秤量操作を繰り返し、カップの質量増加を水蒸気の透過量として評価します。
→ 結果から、規格の規定値以内であることが確認できました。
試料寸法 :30 cm × 30 cm 透過面積 :25 cm × 25 cm 厚さ :25 mm 試験温度 :23 ℃ 試験湿度 :50 %RH 準拠規格 :JIS A 1324
◆JIS A 1324:建築材料の透湿性測定方法 (カップ法) ◆JIS A 9521:建築用断熱材 (透湿係数)
JIS Z 0208及びJIS K 6404-15の事例はこちら
◆建築材料の性能試験 ◆建築用断熱材のガスバリア性評価
■Q&A
Q1:どのように依頼をすればいいですか? A1:まずは、お問合せフォームよりお問い合わせください。 下記の内容をできる限りご記入いただき、分析の可否等を折り返しご連絡差し上げます。 ①分析目的 ②測定条件:ご指定の温度、湿度 ③試料情報:形状、サイズ、材質、数量、予想値、取扱注意点、切断可否、透過方向、予備試料の支給の有無など ④希望納期 ⑤報告形式:報告書フォーマット
Q2:必要なサンプルサイズは? A2:試料の大きさは 30 cm × 30 cm、厚さは 50 mm以下であれば測定可能です。容易にカットできる試料であれば、大きめにご提供いただき、技術担当者にて適当なサイズにカットして測定いたします。
Q3:納期はどれくらいですか? A3:基本的に試料受領後、15営業日~20営業日でメール速報差し上げます。 (装置の空き状況、試験状況により納期が前後する場合がございます。) お急ぎの場合は、可能な限りご要望にお応えいたしますので、まずはお気軽にお問合せください。(別途、特急料金が発生する場合もございます。)
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■測定概要
湿度の高い日本において、建物内の湿度維持や結露対策などは非常に重要となります。特に建物の気密性が上がっている現代において、壁や屋根などの湿気物性値は、建物を設計する上で欠かせない重要なパラメータとなっております。本測定では、湿気物性値のうち、透湿係数、透湿抵抗、透湿率を測定することができます。これらの用語は、JIS A 1324では次のように定義されています。
「透湿係数」
材料の両側の水蒸気圧差を一定に保った時に、材料を単位時間当たりに透過する水蒸気の質量 (以下、透湿量という) を材料の両表面間の単位水蒸気圧差当たり、材料単位面積当たりに換算した値
「透湿抵抗」
透湿係数の逆数
「透湿率」
単位厚さ当たりの透湿係数
■測定方法
JIS A 1324の規格である建築材料の透湿性測定方法(カップ法)の対応が可能です。この規格は、断熱材、内装材など、建築材料の透湿係数を試験するため透湿カップを使用する方法です。
当該規格を参照しているJIS A 9521 「建築用断熱材」の対応も可能です。その他、JIS A 9511「発泡プラスチック保温材」の対応も可能です。
【概要】
試験雰囲気中の水分が試験片を透過し、カップ内の吸湿材が吸収した水分量から透湿度を算出する試験
【試験手順】
【温湿度条件】
・温度 23 ℃、相対湿度 50 %
吸湿材:塩化カルシウム (CaCl2)
試料寸法:30 cm × 30 cm
透過面積:25 cm × 25 cm
厚さ :50 mmまで
試験片数:1 ~ 3
定量下限:2 ng/(m2・s・Pa)
試験温度:23 ℃
試験湿度:50 %RH
準拠規格:JIS A 1324
■操作手順
測定は、透湿カップに吸湿材を封入し、一定間隔の秤量操作を繰り返し、カップの質量増加を水蒸気の透過量として評価します。
■測定事例
(スキン層なし)
(厚さ 25 mm)
→ 結果から、規格の規定値以内であることが確認できました。
【試験条件】
試料寸法 :30 cm × 30 cm
透過面積 :25 cm × 25 cm
厚さ :25 mm
試験温度 :23 ℃
試験湿度 :50 %RH
準拠規格 :JIS A 1324
■規格
◆JIS A 1324:建築材料の透湿性測定方法 (カップ法)
◆JIS A 9521:建築用断熱材 (透湿係数)
JIS Z 0208及びJIS K 6404-15の事例はこちら
■用途
◆建築材料の性能試験
◆建築用断熱材のガスバリア性評価
■Q&A
Q1:どのように依頼をすればいいですか?
A1:まずは、お問合せフォームよりお問い合わせください。
下記の内容をできる限りご記入いただき、分析の可否等を折り返しご連絡差し上げます。
①分析目的
②測定条件:ご指定の温度、湿度
③試料情報:形状、サイズ、材質、数量、予想値、取扱注意点、切断可否、透過方向、予備試料の支給の有無など
④希望納期
⑤報告形式:報告書フォーマット
Q2:必要なサンプルサイズは?
A2:試料の大きさは 30 cm × 30 cm、厚さは 50 mm以下であれば測定可能です。容易にカットできる試料であれば、大きめにご提供いただき、技術担当者にて適当なサイズにカットして測定いたします。
Q3:納期はどれくらいですか?
A3:基本的に試料受領後、15営業日~20営業日でメール速報差し上げます。
(装置の空き状況、試験状況により納期が前後する場合がございます。)
お急ぎの場合は、可能な限りご要望にお応えいたしますので、まずはお気軽にお問合せください。(別途、特急料金が発生する場合もございます。)