キャピラリー電気泳動法の原理 | イビデンエンジニアリング

X-0019

キャピラリー電気泳動法の原理

Capillary Electrophoresis, CE

GO to English page
■原理
キャピラリー(細管)内に電解質溶液を満たし、両端に高電圧をかけると、導入サンプルは、電気泳動と電気浸透流を合わせた速度で移動します。電気泳動移動度に差異がある場合、サンプル成分は異なった速度で泳動を行うために分離が達成されます。分離された成分の移動時間、信号強度から、主にイオン成分の定量分析を行います。



■用途例
◆有機酸類の定量分析(メッキ液中、飲料水中など) ◆糖類の定量分析 ◆アルキルアミン類の定量分析 ◆リン酸の形態別定量分析 ◆メッキ液など混じりものの多い液体でも測定可能、定量下限10mg/L程度

一覧に戻る