比表面積測定の原理 | イビデンエンジニアリング

X-0026

比表面積測定の原理

Specific Surface Area Measurement

■原理
混合ガスをコールドトラップし、混合ガスの不純物を除去した後、試料セルに通気させ、混合ガスによるベースラインを合わせます。次に、試料セルを液体窒素に浸し、混合ガスの窒素ガスを試料表面に吸着させ、試料セルを浸す前のベースラインになることを確認します。試料セルを液体窒素から外したときの、試料表面からの窒素ガスの放出量をTCDで計測し、BET式にしたがって(BET1点法)吸着量を求め、試料量との関係から、比表面積を算出します。


■用途例
◆SiCの比表面積の分析(試料量は最大で1g程度) ◆その他の粉末触媒(酸化チタン、アルミナなど) ◆石灰や炭素素材(但し、温度をかけることで試料が変形・変質する物は不可)

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