◆炭素繊維・CFRPの引張試験(関連規格 JIS R 7606) ◆炭素繊維のレーザーラマン分光光度法による結晶性確認 ◆炭素繊維・CFRPのSEM・TEMによる表面・断面観察 ◆炭素繊維表面のXPSによる組成分析 ◆炭素繊維のXRDによる結晶性・配向性確認 ◆炭素繊維サイジング剤のソックスレー抽出による付着率試験(関連規格 JIS R 7604) ◆炭素繊維サイジング剤のFT-IR・TOF-SIMSによる組成分析 ◆炭素繊維密度測定(関連規格 JIS R 7603) ◆CFRPの炭素繊維含有率測定(関連規格 JIS K 7075) ◆CFRPの燃焼-IC・ICPによる元素含有率測定 ◆CFRPマトリックス樹脂のFT-IR・メタルハライド耐候性試験機による組成分析・劣化評価 ◆CFRPのGC-MS・TG-DTAによる加熱発生ガス分析 ◆CFRPのX線CTによる内部構造観察
CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics(炭素繊維強化樹脂複合材料)
CF:Carbon Fiber(炭素繊維)
対象
方法
(評価内容)
実施できること
(強度)
炭素繊維としての引張試験
(結晶性・組成)
(観察)
炭素繊維断面の状態観察
炭素繊維織布構造観察
(表面組成)
の組成分析
(結晶構造)
結晶子サイズ推定
サイジング剤
(サイジング剤の量)
の量を測定
(組成)
の組成分析
(強度)
(繊維含有率)
(ハロゲン・組成)
CFRP中の元素含有率測定
耐候試験機
(組成・劣化)
CFRPマトリックス樹脂の劣化評価
(発生ガス)
CFRP加熱発生ガス分析
(観察)
(内部構造観察)
・割れ(クラック)観察
の結晶性が評価できます。
・炭素繊維は、製法によりPAN系とピッチ系に分類され、レーザーラマン測定や繊維観察に
よりどちらの製法なのか推定できます。
・FT-IRは、樹脂種に応じたスペクトルの変化を確認することでマトリックス樹脂劣化評価
の用途や炭素繊維サイジング剤の組成分析の用途があります。
◆炭素繊維のレーザーラマン分光光度法による結晶性確認
◆炭素繊維・CFRPのSEM・TEMによる表面・断面観察
◆炭素繊維表面のXPSによる組成分析
◆炭素繊維のXRDによる結晶性・配向性確認
◆炭素繊維サイジング剤のソックスレー抽出による付着率試験(関連規格 JIS R 7604)
◆炭素繊維サイジング剤のFT-IR・TOF-SIMSによる組成分析
◆炭素繊維密度測定(関連規格 JIS R 7603)
◆CFRPの炭素繊維含有率測定(関連規格 JIS K 7075)
◆CFRPの燃焼-IC・ICPによる元素含有率測定
◆CFRPマトリックス樹脂のFT-IR・メタルハライド耐候性試験機による組成分析・劣化評価
◆CFRPのGC-MS・TG-DTAによる加熱発生ガス分析
◆CFRPのX線CTによる内部構造観察
製法
からポリアクリロニトリル(PAN)
を重合し焼成
「ピッチ」を溶融
に使用されるものの、製造時に使用量の約半分が廃材として出ると言われており、それは埋
め立てられているためリサイクル技術の確立が求められています。CFRPのリサイクル技術
としては、熱分解法、常圧溶解法、超臨界流体法などがあり、CFRPの需要の拡大を見込ん
でリサイクル技術の確立が求められております。リサイクルCFRPの材料評価についても、
適した評価方法を技術者が検討いたしますので、まずはご相談ください。