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B-0009
紙の表面異物分析
SEM-EDX
紙の表面異物分析 走査型電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分光法(SEM-EDX)
近年、海洋マイクロプラスチック汚染問題により、プラスチックに替わる素材として紙が注目されています。また、紙製品の需要の変化により、新製品の開発も進んでいます。紙の製造工程において、原料から異物を取り除くこと、製造中に異物が混入しないようにすることは、非常に重要です。SEM-EDXは、肉眼で見えないレベルの異物を観察し、その元素組成を迅速に測定することができます。開発品の比較分析、工程でのトラブル対策など、紙製品の分析でお困りのお客様は、お気軽にお問合わせください。ご相談は無料です。
■分析概要
肉眼では、黒色の点状に見えるコピー用紙上の異物2種類を、デジタル顕微鏡及びSEMで観察し、異物のSEM-EDXによる元素分析を行いました。
■分析結果
デジタル顕微鏡で観察した結果、黒色異物①は紙に抄きこまれている状態、黒色②は紙の表面に付着している状態であることが分かりました。 また、SEMで観察した結果、デジタル顕微鏡では確認できなかった白色の填料(炭酸カルシウム)が確認できました。(Fig.1)
Fig.1 コピー用紙黒色異物の表面観察結果
EDXによる元素分析を行った結果、黒色異物①にはMg,Al,S,Clが、黒色異物②にはNa,Al,Si,S,Clが含まれることが分かりました。(Fig.2) 同じ黒色の異物でも、混入の状態や元素組成に違いがあることが分かりました。
Fig.2 コピー用紙のSEM-EDXスペクトル
■用途例
・各種紙製品の異物分析 ・正常品、異常品の比較分析
■Q&A
Q1:切断することなく観察可能な試料の大きさはどれぐらいですか? A1:φ5cmまでは観察できます。 Q2:拡大倍率は何倍まで可能ですか? A2:1000倍程度まで観察できます。 Q3:分析依頼してから、どれくらいで分析結果が届きますか? A3:試料受領後、翌日起算10営業日程度でメール速報可能です。お急ぎの場合は、可能な限りご要望にお応えします。別途、特急料金をいただく場合もございます。
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紙の表面異物分析
走査型電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分光法(SEM-EDX)
近年、海洋マイクロプラスチック汚染問題により、プラスチックに替わる素材として紙が注目されています。また、紙製品の需要の変化により、新製品の開発も進んでいます。紙の製造工程において、原料から異物を取り除くこと、製造中に異物が混入しないようにすることは、非常に重要です。SEM-EDXは、肉眼で見えないレベルの異物を観察し、その元素組成を迅速に測定することができます。開発品の比較分析、工程でのトラブル対策など、紙製品の分析でお困りのお客様は、お気軽にお問合わせください。ご相談は無料です。
■分析概要
肉眼では、黒色の点状に見えるコピー用紙上の異物2種類を、デジタル顕微鏡及びSEMで観察し、異物のSEM-EDXによる元素分析を行いました。
■分析結果
デジタル顕微鏡で観察した結果、黒色異物①は紙に抄きこまれている状態、黒色②は紙の表面に付着している状態であることが分かりました。
また、SEMで観察した結果、デジタル顕微鏡では確認できなかった白色の填料(炭酸カルシウム)が確認できました。(Fig.1)
Fig.1 コピー用紙黒色異物の表面観察結果
EDXによる元素分析を行った結果、黒色異物①にはMg,Al,S,Clが、黒色異物②にはNa,Al,Si,S,Clが含まれることが分かりました。(Fig.2)
同じ黒色の異物でも、混入の状態や元素組成に違いがあることが分かりました。
Fig.2 コピー用紙のSEM-EDXスペクトル
■用途例
・各種紙製品の異物分析
・正常品、異常品の比較分析
■Q&A
Q1:切断することなく観察可能な試料の大きさはどれぐらいですか?
A1:φ5cmまでは観察できます。
Q2:拡大倍率は何倍まで可能ですか?
A2:1000倍程度まで観察できます。
Q3:分析依頼してから、どれくらいで分析結果が届きますか?
A3:試料受領後、翌日起算10営業日程度でメール速報可能です。お急ぎの場合は、可能な限りご要望にお応えします。別途、特急料金をいただく場合もございます。