篩を用いたコンタミ物質分離試験受託サービス

G-0009

コンタミ物質分離試験

かけ流し分離法

■試験概要
コンタミ物質の分離を行い、異物の重量と粒度分布を把握したい場合にIPA(イソプロピルアルコール)と篩を用いたかけ流し分離法が有効です。

Fig.1に示されるような自動車部品にIPAをかけ流し異物を洗浄し、異物の混ざった状態の　IPAを収集。


Fig.1 自動車部品(例)

試料液全量を所定の目開きの篩に通過させる。



指定の篩各段をIPAで洗い、篩の上の粒子を回収・乾燥させる。



乾燥後の粒子の重量を測定する。



計量後、強熱(600 ℃、1h)し有機分を除去する。



有機分を強熱で除去した残分を計量し、無機成分重量とする。マグネットで磁性・非磁性成　分に分離する。



各重量(鉄分・非鉄金属・有機物)の計量分を表にまとめる。


※〇にはすべて数字が入ります。
※粒子径は全てJISで規定されている標準篩を使用しております。
※篩の目開きについてはご希望により変えることが出来ます。

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