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G-0031
荷重軟化点測定
Testing method for refractoriness-under-load of refractory bricks
耐火物とは、高温下で耐えられる材料のことで、溶鋼炉・溶解炉・焼成炉・焼却炉等には耐火物が使われています。荷重軟化点は、耐火物が加圧下で熱せられるときに軟化変形する現象に関する指標で、耐火物の重要な性質の一つです。荷重の程度、耐火物の種類により荷重軟化点は異なり、特に長期間使用される材料(炉の内張り材等)の品質異管理に用いられることが多いです。測定方法には、A法(エンデル式荷重軟化試験装置を用いる方法)とB法(示差荷重軟化試験装置を用いる方法)があり、弊社ではB法のサービスを提供しております。
試験方法はJIS R 2209をもとに記載します。装置:試験装置の概要はFig.1に示します。試験片:供試れんがから焼成面を取り除き、直径・高さともに50[mm]の円柱とします。試験手順試験片、黒鉛板、黒鉛検出棒をセットする。0.20[MPa]の荷重を加えながら高さの変化量を測定する。窒素またはアルゴンを毎分1リットル流しながら、1000[℃]までは6[℃/min]、それ以上の温度では4[℃/min]で昇温する。各温度における試験片の変化量を求める。この測定は試験片が20[%]以上圧縮されるまで継続する。出力される変化量は、装置の熱膨張も含まれるため、あらかじめ装置からの変化量を測定し補正する。
◆JIS R 2209:耐火れんがの荷重軟化点の試験方法
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耐火物とは、高温下で耐えられる材料のことで、溶鋼炉・溶解炉・焼成炉・焼却炉等には耐火物が使われています。荷重軟化点は、耐火物が加圧下で熱せられるときに軟化変形する現象に関する指標で、耐火物の重要な性質の一つです。荷重の程度、耐火物の種類により荷重軟化点は異なり、特に長期間使用される材料(炉の内張り材等)の品質異管理に用いられることが多いです。測定方法には、A法(エンデル式荷重軟化試験装置を用いる方法)とB法(示差荷重軟化試験装置を用いる方法)があり、弊社ではB法のサービスを提供しております。
試験方法はJIS R 2209をもとに記載します。
装置:試験装置の概要はFig.1に示します。
試験片:供試れんがから焼成面を取り除き、直径・高さともに50[mm]の円柱とします。
試験手順
試験片、黒鉛板、黒鉛検出棒をセットする。
0.20[MPa]の荷重を加えながら高さの変化量を測定する。
窒素またはアルゴンを毎分1リットル流しながら、1000[℃]までは6[℃/min]、それ以上の温度では4[℃/min]で昇温する。
各温度における試験片の変化量を求める。この測定は試験片が20[%]以上圧縮されるまで継続する。
出力される変化量は、装置の熱膨張も含まれるため、あらかじめ装置からの変化量を測定し補正する。
◆JIS R 2209:耐火れんがの荷重軟化点の試験方法