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G-0038
カップ法による水蒸気透過度測定(透湿度,WVTR)測定
カップ法
プラスチックやフィルムなどの高分子材料を使用して工業製品を製造する場合、水蒸気透過度 (WVTR:Water Vapor Transmission Rate) は品質や性能を保証するための重要な指標となります。水蒸気透過度は「透湿度」とも呼ばれており、JIS K 7129では次のように定義されています。 ⇒「規定の温度及び湿度の条件で、単位時間に単位面積の試験片を通過する水蒸気の量」 ※水蒸気透過度は、24時間に透過した面積1m2当たりの水蒸気のグラム数 [g/(m2・24h)」で表す。
>>JIS K 7129のガスクロマトグラフ法をご検討の方はこちら
JIS Z 0208 防湿包装材料の透湿度試験方法 (カップ法) は、プラスチックフィルム、加工紙など、防湿を目的とする包装材料の透湿度を、透湿カップを使用して試験する方法です。
【概要】
試験雰囲気中の水分が試験片を透過し、カップ内の吸湿材が吸収した水分量から透湿度を算出する試験
【試験手順】
【温湿度条件】
・条件A:温度 25 ℃、相対湿度 90 %RH ・条件B:温度 40 ℃、相対湿度 90 %RH
【試験条件】
試料寸法 :直径 70 mm 透過面積 :直径 60 mm 厚さ :約 10 mm まで 試験片数 :5枚 (+予備) 透湿度範囲 :0.5 ~ 200 g/(m2・24h) 試験温度 :20 ℃ ~ 80 ℃ 試験湿度 :20 %RH ~ 90 %RH 準拠規格 :JIS Z 0208、JIS K 6404-15
>>シート状でない大型試料 (300 mm四方、厚さ50 mmまで) をご検討の方はこちら
◆JIS Z 0208:防湿包装材料の透湿度試験方法8 (カップ法) ◆JIS K 6404-15:ゴム引布・プラスチック引布試験方法
◆透湿バリアフィルムの性能試験 ◆高分子膜のガスバリア性評価
■Q&A
Q1:どのように依頼をすればいいですか? A1:まずは、お問合せフォームよりお問い合わせください。 下記の内容をできる限りご記入いただき、分析の可否等を折り返しご連絡差し上げます。 ①分析目的 ②測定条件:ご指定の温度、湿度 ③試料情報:形状、サイズ、材質、数量、予想値、取扱注意点、ハサミでカット可否、予備試料の支給の有無など ④希望納期 ⑤報告形式:報告書フォーマット
Q2:必要なサンプルサイズは? A2:試料の大きさはΦ70 mm以上、厚さ3 mm以下であれば測定可能です。ハサミ等で容易にカットできる試料であれば、大きめにご提供いただき、技術担当者にて適当なサイズにカットして測定いたします。
Q3:納期はどれくらいですか? A3:基本的に試料受領後、3週間~1ヶ月程度でメール速報差し上げます。 (装置の空き状況により納期が前後する場合がございます。) お急ぎの場合は、可能な限りご要望にお応えいたしますので、まずはお気軽にお問合せください。(別途、特急料金が発生する場合もございます)
Q4:温度条件を60 ℃以上で実施したい場合は? A4:封ろう剤を使用せずに、ネジ締めタイプの透湿カップを使用して測定を行います。その他、測定条件も含め、まずはお気軽にご相談ください。
Q5:規格のJIS K 7129のガスクロマトグラフ法(GC法)にて測定したい場合は? A5:カップ法以外にもGC法による測定も対応可能です。 >>ガスクロマトグラフ法 (GC法) 事例
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■試験概要
プラスチックやフィルムなどの高分子材料を使用して工業製品を製造する場合、水蒸気透過度 (WVTR:Water Vapor Transmission Rate) は品質や性能を保証するための重要な指標となります。水蒸気透過度は「透湿度」とも呼ばれており、JIS K 7129では次のように定義されています。
⇒「規定の温度及び湿度の条件で、単位時間に単位面積の試験片を通過する水蒸気の量」
※水蒸気透過度は、24時間に透過した面積1m2当たりの水蒸気のグラム数
[g/(m2・24h)」で表す。
>>JIS K 7129のガスクロマトグラフ法をご検討の方はこちら
■カップ法の測定方法
JIS Z 0208 防湿包装材料の透湿度試験方法 (カップ法) は、プラスチックフィルム、加工紙など、防湿を目的とする包装材料の透湿度を、透湿カップを使用して試験する方法です。
【概要】
試験雰囲気中の水分が試験片を透過し、カップ内の吸湿材が吸収した水分量から透湿度を算出する試験
【試験手順】
【温湿度条件】
・条件A:温度 25 ℃、相対湿度 90 %RH
・条件B:温度 40 ℃、相対湿度 90 %RH
【試験条件】
試料寸法 :直径 70 mm
透過面積 :直径 60 mm
厚さ :約 10 mm まで
試験片数 :5枚 (+予備)
透湿度範囲 :0.5 ~ 200 g/(m2・24h)
試験温度 :20 ℃ ~ 80 ℃
試験湿度 :20 %RH ~ 90 %RH
準拠規格 :JIS Z 0208、JIS K 6404-15
>>シート状でない大型試料 (300 mm四方、厚さ50 mmまで) をご検討の方はこちら
■操作手順
■測定事例
■規格
◆JIS Z 0208:防湿包装材料の透湿度試験方法8 (カップ法)
◆JIS K 6404-15:ゴム引布・プラスチック引布試験方法
■用途
◆透湿バリアフィルムの性能試験
◆高分子膜のガスバリア性評価
■Q&A
Q1:どのように依頼をすればいいですか?
A1:まずは、お問合せフォームよりお問い合わせください。
下記の内容をできる限りご記入いただき、分析の可否等を折り返しご連絡差し上げます。
①分析目的
②測定条件:ご指定の温度、湿度
③試料情報:形状、サイズ、材質、数量、予想値、取扱注意点、ハサミでカット可否、予備試料の支給の有無など
④希望納期
⑤報告形式:報告書フォーマット
Q2:必要なサンプルサイズは?
A2:試料の大きさはΦ70 mm以上、厚さ3 mm以下であれば測定可能です。ハサミ等で容易にカットできる試料であれば、大きめにご提供いただき、技術担当者にて適当なサイズにカットして測定いたします。
Q3:納期はどれくらいですか?
A3:基本的に試料受領後、3週間~1ヶ月程度でメール速報差し上げます。
(装置の空き状況により納期が前後する場合がございます。)
お急ぎの場合は、可能な限りご要望にお応えいたしますので、まずはお気軽にお問合せください。(別途、特急料金が発生する場合もございます)
Q4:温度条件を60 ℃以上で実施したい場合は?
A4:封ろう剤を使用せずに、ネジ締めタイプの透湿カップを使用して測定を行います。その他、測定条件も含め、まずはお気軽にご相談ください。
Q5:規格のJIS K 7129のガスクロマトグラフ法(GC法)にて測定したい場合は?
A5:カップ法以外にもGC法による測定も対応可能です。
>>ガスクロマトグラフ法 (GC法) 事例