硫酸銅めっき液添加剤の変質受託分析・解析 | イビデンエンジニアリング

U-0011

硫酸銅めっき液の添加剤分析

高速液体クロマトグラフ(HPLC)・ゲル透過クロマトグラフ(GPC)

硫酸銅めっき液において、銅析出を抑制するために高分子界面活性剤のポリエチレングリコールを添加しています。ポリエチレングリコールが劣化液中でどのように変化しているか確認します。

■外観写真・分析概要
高速液体クロマトグラフの分離カラムの中でも、ゲル透過クロマトグラフ(GPC)カラムを用い、ポリエチレングリコールの分子量分布(平均分子量)につき、劣化前と劣化後の液で比較測定します。
Fig.1 硫酸銅めっき液

■分析結果
GPCカラムを用いたHPLC測定により、硫酸銅めっき液の劣化前と劣化後で、ポリエチレングリコールを比較しました。(Fig.2)


Fig.2 ポリエチレングリコール分析結果

硫酸銅めっき液の劣化により、ポリエチレングリコールの分子量が変化していることが確認できました。

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